科学の世界Science
現代社会では、「知識としての理科学習」が進み、見たことのない星や触ったことのない昆虫の名前、やったことのない実験結果を暗記するということが増えています。これでは、本当の意味での理科の面白さがわかりません。自分の目や手、耳など持てる感覚を全部使って、体験の中から理科への興味を広げていくことが大事ではないでしょうか。
「不思議がること」「驚くこと」「感動すること」を通して身の回りのものや現象から学んでいくこともできます。
バラバラの知識の寄せ集めではなく、実験や観察で感じたものを通していくと学ぶ意欲や喜びを味わうことができるのです。
-
化学
- アルコールランプを使って
- 薬品の性質
- 水をあたためる・いろいろな湿度
- 水を冷やそう
- 物の燃え方
- 熱してみよう
- 再結晶
- 熱気球
- 入浴剤をつくろう
- 酸素の発生
- …など
-
生物
- 春の動植物
- コオロギ・鈴虫の観察
- メダカの観察
- 目の錯覚
- 貝の解剖
- 柿の種子と分類
- 茎のしくみ
- ミクロの世界
- プランクトン
- 葉脈の標本作り
- 魚の解剖
- 細胞
- …など
-
物理
- 空気と力比べ
- ふいてみよう
- 音の伝わり方
- 磁石の性質
- ハンダで工作
- 熱と光
- ペーパークロマトグラフィー
- 立体の重さ
- 光の色を調べよう
- 振り子の原理
- 電磁石
- LEDで工作
- …など
-
地学
- 太陽の動きと方位
- 様々な石の観察
- 堆積岩の不思議
- 化石
- 太陽の動きと星
- 石の分類
- 宇宙から見た太陽の動きと月
- 火山
- 水晶とシリカ
- 雲をつくろう
- 湿度
- 環境
- …など
考える力を育てる~キッズラボのカリキュラム~
-
- 1.問題提起
- 個体と液体を分けるには?
実験1
ビーカーの中に入った水と、
おがくずとを分ける方法を考えるろ過の意味や、器具の正しい使い方を学習したあと、
実際にろ過をしてみる。
器具の使い方や、実験の結果・気づいた点をまとめる。 -
- 2.予想
- 実験1を応用して考える
実験2
食塩水をろ過した場合、ろ過した水は塩辛いかどうか予想してみる。
同じように、絵の具を溶いた水をろ過した場合、水の色はどうなるか考える。食塩水は、塩が溶け切らないぐらい濃いものをつくる。
ろ過してみて、結果を調べる。
食塩水がろ過できなかった理由を考える。
結果や考えたことをノートにまとめる。